任意のエンチャントを複数設定する

装備に好きなエンチャントを複数設定しちゃう編。

様々な方がブログなどでCKを使った武器のカスタマイズ方法を紹介されてますが、
エンチャントを設定したり作ったりする記事があまり見つからなかったので記事にしたいと思います。ついでに前知識として必要なのでエンチャント以外のとこも触れておきます。


●性能(材質・重さ・値段・強さ・エンチャント付加など)の変更

CKを使います。
使い方は簡略しますが、
該当の装備がバニラなら予め新しいespファイルを作成しておき、再度そのespファイルを読み込みます。自動的にマスターファイルとしてskyrim本体のファイルも読み込まれるはずです。

変更を加えたい装備がDLCのものなら、バニラの場合と同様に新しいespを作成しますが、読み込む際にマスターファイルとしてDLCのファイルにチェックを入れます。本体は自動で読み込まれます。
ドーンガードの鎧や吸血鬼装備はDawnguard.esmにチェックって感じです。
追加MODの装備を変更される場合はその追加MODのespファイルを読み込みます。

読み込みの際は、どのファイルに変更を保存するかのアクティブファイル設定もお忘れなく。
ロード中エラーが頻繁に出ますが、もはやこれ儀式のようなものなのでコンニチワと言いながらすべて「キャンセル」ボタンをクリックして行ってください。

【武器の場合】
Object Window のツリー一覧から、Items > Weapon へ。
いろいろ出てきますがこの中から該当の武器を探します。
IDや名前、TypeやAttack Damageなどで検討を付けるといいです。
CKで2バイト文字を表示させるようにすればもっと見つけやすいです。
おばちゃんさんのブログ スカイリム CK(クリエイションキット)の日本語化 を参考に。

見つかったらそれをダブルクリックして設定画面を開きます。
恐らく、項目名を見れば察しが付くと思いますが、

Name:
ゲーム内での装備名称です。
※ここで日本語名を入力しても文字化けしてしまいます。変更する場合は半角英数字で。日本語にしたい場合は後でMODの日本語化の要領で変更します。

Skill
該当スキル、弓とか片手剣とかが設定されています。

Type
片手武器なのか両手武器なのかという設定。

Enchanting
その武器につけるエンチャントを設定できます。
ここではスカイリムに存在するエンチャントのセットが選択できます。
(独自のエンチャントを付加させたい場合はエンチャントのセットを作成する必要があります。下の方で説明します)

Enchantment
魂の充填量

Value
価格

Template
この装備の元になっている親装備を設定するとこで、これが設定されていると親装備の性能をそっくり継承されますが、逆に殆どの設定変更ができません。エンチャントが違うだけで性能・見た目は皆一緒~的な装備がこれを使っています。

GameDataタブ:
各項目の数値を変えれば重さ、速さ、ダメージなどは変更できます。

Keywords
何気に重要な項目です。
雑貨屋などでの取り扱い種類(装備・食べ物・本など)や装備の種類(剣・ダガー・弓などや防具のどの部分かなど)、材質(重装かレザーかなど)なんかを登録しておくところであらゆる要素で関わってきます。後で説明しますがエンチャントにも関わってきます。

後は、サウンドやら見た目やらアニメーションの設定かと思ってください。

単に性能調整だけであれば、EnchantingとGameDataタブの項目あたりを変更して保存し、変更したespをロードオーダーの設定で有効にしてゲームで確認です。

【防具の場合】
Object Window のツリー一覧から、Items > Armor へ。
該当の装備を探してダブルクリック。

若干画面は武器と異なりますが基本的には武器と同じです。
単に性能を変更したいだけであれば、EnchantingとArmor Rating辺りを変更でOK。
防具ならではの項目と言えば、
Weightの数値枠の隣のプルダウンで重装・レザー・なし(服)の設定があります。
服(none)を軽装のレザーにしたい場合などはここを変更。

あと、中央縦長のセレクターは装備スロットの設定部分。
中央の右下にあるリスト枠(Show All modelsとある下の枠)はアドオンの設定。
このリストに登録されているアドオン項目をダブルクリックすると紐付いているアドオン画面を開けます。

簡単に説明すると、アドオンは見た目(nifファイル)を設定しているとこです。
通常はObject Window のツリー一覧から、Items > ArmorAddon から探します。
Armor設定画面のアドオンを別のものに置き換えると置き換えたものに見た目が変わりますし、
ArmorAddonに設定されているnifファイルを別のものに替えても見た目が変わる。
武器の方も同じことができます。

【エンチャントの付加】
武器や防具に既存のエンチャントを付けるだけなら装備の設定画面でエンチャントを選ぶだけです。ユニーク装備のエンチャントもあります。
(上記武器の場合・防具の場合を参照)
複数のエンチャントを付ける場合も、既に存在する組み合わせであれば、設定画面の中にあります。ですが、ここでは付呪のスキル100でできるような「好きなエンチャントを組み合わせる」ことができませんし、2つ以上付けたいってこともできません。

設定画面にない複数のエンチャントの組み合せをしたい場合はエンチャントのセット(のようなもの)を作ります。
因みに全く新しいオリジナルのエンチャントを作る場合は、魔法効果(Magic Effect)も新しく作る必要があります。

エンチャントのセットを作る
Object Window のツリー一覧から、Magic > Enchantment へ。
作成したいエンチャントの組み合わせに近いものを選ぶか、無ければ適当に選ぶ。
右クリックして「Duplicate」(複製)を選択します。
複製されたものをダブルクリックして設定画面を開きます。

IDに半角英数字で名前を付けます。
名前の前に「_」「00」「aaa」などを付けておくと、後で一覧を出した時に先頭に出てきてくれるので探すのが楽になります。

Name:
適当に半角英数字で認識しやすいエンチャント名を付けておくといいです。

Type:
杖に付呪するものか、それ以外の付呪かを選択します。

CastingDelivery
これは設定するエンチャントに依存します。自動で設定されるのでさわらずにそのままでOK。
簡単に説明すると、
武器用か防具用かというもので、武器用なら使っているうちに魂が減っていくし、防具なら永久に効果が持続する。そして自分に対して効果があるのか、相手に対して効果があるのかというもので、設定したエンチャントの種類が防具系なら自動的にここの設定が「永久効果」と「自分用」に設定されます。このことから武器用と防具用の混在はできないってことですね。

Base Enchantment
解呪した時に覚えるエンチャントを設定。
解呪してリサイクルされる場合はここに今作っているエンチャントのIDを設定する。
リサイクルの予定が無ければnoneで。
因みにユニーク系は解呪できないのでNone設定が多いですね。

Worn Restriction:
FormListを選択します。(ここちょっとややこしいですが)
「ゲーム内で」このエンチャントを付呪する時に、ここで設定した種類のものだけに付呪可能になります。要するに、重装用エンチャはローブにはできないし、ネックレス用のエンチャは靴にはできない。といったルールをここで設定します。
例えば、
EnchantmentRobeと設定すると
このEnchantmentRobeという名のFormListに設定されているArmorCuirassとClothingBodyのkeywordを持つ装備だけにエンチャントできます。

装備がどのkeywordに属しているかは、
装備の設定をした画面(Weapon又はArmor)にある「keyword」に登録されている項目を確認します。
次にFormListの確認は、
Object Window のツリー一覧から、Miscellaneous > FormList へ。

EnchantmentRobeの場合で説明しますと、
FormListからEnchantmentRobeを探してダブルクリック。
登録されているKeywordをみると、
ArmorCuirassとClothingBodyとされています。
なので、この二つのKeywordが設定されている装備だけがエンチャント可能なもの。
ということになります。
リサイクルの予定が無ければここはnone設定で。

Effects:
ここに好みのエンチャントを登録していきます。
枠の中で右クリックして「New」を。
出てくるウィンドウ(Effect Item)からEffectのプルダウンメニューで登録したいエンチャントを選びます。

どのエンチャントが(Effectが)どんな効果なのか名前で察するしかないですが、これらはすべてMagic Effectにあるのでそこで確認するといいかもです。
確認するには、
Object Window のツリー一覧から、Magic > Magic Effectへ。
Filterに「Ench」と入力すればエンチャント用のものだけがソートされます。CKを日本語化されていれば、Name欄で「変性上昇」とか「マジカを回復」とか出てますのでわかりやすいです。

次にMagnitudeで効果量を設定します。

例えば、
Effectで、EnchFortifyMagickaConstantSelf(これはマジカUPの効果)を選択した場合、
Magnitudeを200とすれば最大マジカが+200されます。

EnchFortifyMagickaRateSelf(これはマジカ回復率UP)を選択した場合、
Magnitudeを500とすればマジカの回復速度が500%上昇します。

他は特にさわることはないかと思いますのでOKで。
元の画面に戻ると枠に設定したものが登録されているかと思います。
この要領で他のも登録していきます。
要らないのはDeleteキーか右クリックでDeleteを選択して削除します。

いくつでもEffectを登録できそうなのですが、沢山登録し過ぎるとアイテムの説明欄の文字が表示しきれずおかしなことになりますw
個人的にはバランス的にも2つか多くて3~4つくらいが良いかと思います。

後は、装備の設定画面(Weapon又はArmorの該当装備をダブルクリック)のEnchantingで作成したEnchantmentのセットを設定して完了です。

オリジナルのエンチャントを作る
これはぶっちゃけ私も勉強不足。
ここまで来たら察しの良い方ならどうやればよいかの見当はついているかもしれませんが。

一応ここで作れるよ~って場所だけ紹介しておきます。
Object Window のツリー一覧から、Magic > Magic Effectへ。
ここにあるのはエンチャント関連だけではなく様々な魔法の効果もあります。
中身を見てみると、Effectのタイプ(何をする魔法か)の設定から、魔法の見た目、魔法が発動する際の条件、相手の状態などの条件、サウンドの設定、スクリプトの設定など様々な設定項目があります。いろいろできそうですね。
既存のものをちょっと改良するだけならコピーを作って内容を変更して使ってみると感じがつかめるかもしれないですね。

任意のエンチャントを複数設定する」への6件のフィードバック

  1. 名無し

    はじめまして、エンチャント装備の作成紹介は非常にありがたいです!

    ところで、今現在「暗殺者の手袋」などでお馴染みのDBEnchantGlovesの付呪効果「バックスタブ」を解呪できる装備作成に勤しんでおります。付呪装備の作成やFormListの作成と指定も終えたところですが、一つだけ頭を抱える問題が顕在化してまいりました。「解呪する前でも付呪ができるぜ!」問題です(汗)自分で色々と試した中で思ったのですが、バックスタブ自体がスキルパークに関係していそうな設定なので、もしかするとスキルのバックスタブを取得していると、付呪も可能になる。という事なんでしょうかね?現段階でもなかなか面白いMODに仕上がっているのですが、もしも解かることがあればご教授いただけないかなと思いコメントしました。

    返信
    1. gz 投稿作成者

      こんにちは、はじめましてっ

      EnchantmentにあるDBEnchantGlovesのID名を変えて複製し、Worn Restrictionの設定でEnchantmentArcheryを(とりあえず)設定。次にArmorの「暗殺者の手袋」も同様にID名を変えて複製し、KeywordにあるMagicDisallowEnchantingが気になったので削除w。
      これで確認したところ、解呪前に付呪可能リストに出てこないこと、解呪可能なこと、弓術系付呪と同じ場所に付呪できることを確認できました。
      確認したキャラはスタートして間もない殆どスキルの取得の無い状態です。参考になればと。

      あと、記事のBase Enchantmentの説明の仕方に間違いがあるので(滝汗)訂正しますと、Base Enchantmentは読んで字のごとく、元となるエンチャントですw つまりテンプレート設定ですね。スタミナ上昇などの様に効果量が違うものを複数作る場合につかいます。元となる付呪を一つ作って他はBase Enchantmentで元の付呪を設定という感じでしょうか。

      返信
      1. 名無し

        お早いご返答ありがとうございます!
        同じ手順を取り、こちらでも検証してみました。リバーウッドに入る前のデータが残っていたので、こちらも最序盤でのテストです。コンソールを試用してバックスタブのスキルを付けたりと試しましたが、特に問題なく使えてますね!ついでに今、自作MODも再検証したところ、こちらも問題なく使えてました(焦)あれだけリロード繰り返してダメだったのに、何でだろう…と思考を整理しながら鋳造器具のリストを何となく見てて気付いたんです…。ARMONIZER Armors PackというMODの中にバックスタブ手袋が存在してた事実…。これを無意識に解呪してたのが、原因の可能性大です:お時間を割いていただいて、本当に申し訳なかったです(涙)

        BaseEnchantは、やはりテンプレだったんですね!効果値が異なるFortify系エンチャントを参考にしたりしてたので、そんな気がしてました。再確認できたので良かったです♪

        返信
    1. gz 投稿作成者

      こんにちは、匿名さん
      自分用に書いたメモであり、どんだけアホだったか記した記録でもあるから、
      恥ずかしいけれど、これでいいんですわ~(‘A`)
      実際、今でもたまに過去記事のメモや説明見ては思い出す設定とか結構あります。

      返信
  2. 匿名

    今更ですが。
    ESOをやってて「やっぱりメリディア様は偉大だなぁ」と再認識したので、
    ドーンブレイカーをふさわしく(=強く)しようと思い立ち、方法を検索してここに辿り着きました。
    これで目途が立ちました。ありがとうございます。
    これもきっとメリディア様の御導きだと思います。

    返信

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